おばちゃん柔道始めました@スリランカ

48才のおばちゃんが黒帯目指して四苦八苦する様子を恥ずかしながらしたためています。かなりヘタレなおばちゃんですが励ましていただけたらより頑張れる気がいたします。

昇級試験

いつも練習している道場が昇級試験の会場となるということで今日は練習がありませんでした。いつかは受けることになる試験です、事前に見ておくべきだと思い見学に行ってきました。

まず行ってみるとその熱気に圧倒されました。スリランカ全土から集まってきているのでしょう、会場にはたくさんの人がいました。そしてそのほとんどが軍と警察関係のようでした。日本で昇級試験といえばちびっ子ばかりだと思いますが、こちらはまだ競技人口のすそ野が広がっていないせいか受験生はみな20前後の若人ばかりです。これなら体格的には差異がないのでおばちゃんが紛れていてもあまり目立たないなと安心しました。心配するのは第一に技術面のことであるべきですが、受験はナーバスになる要素をできるだけ取り除いておくことも重要なのです、と講釈をたれておきます。

時間の関係上6級と5級しか見れませんでしたが、数か月後には私も受けるのだと思うとかなり真剣に集中して見てきました。礼法から始まり、受け身そして2人一組で技をかけていました。寝技もありました。指示が日本語でよかったなどと前に言いましたが人によって発音がまちまちなのでこの日はあまり聞き取れませんでした。それに技を受ける方になった時もしっかりしなければ相手に迷惑がかかってしまうこともよく分かりました。

話は本筋とは外れますが試験会場に着いたら連絡をするようにとS先生から言われていたので電話を入れました。すると忙しい先生に代わってお弟子さんを案内役に送ってくれました。会場がごった返しているので気を使ってくれたのだと思います。椅子までわざわざ用意してくれて、おそらく周りの人からは日本の有段者が見学に来たと思われてるのではなかったでしょうか。実際はその会場で一番下手くそなのに…かなり居心地が悪かったです。

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