おばちゃん柔道始めました@スリランカ

48才のおばちゃんが黒帯目指して四苦八苦する様子を恥ずかしながらしたためています。かなりヘタレなおばちゃんですが励ましていただけたらより頑張れる気がいたします。

コテンパンでおばちゃん号泣

子供クラスの前後に先生を捕まえてようやく練習ができるようになりましたが、いろんな相手と乱取りせねばならないのではないかと思い先生に相談、さっそくコロンボに練習に来ていた陸軍のチームに今週は合流させてもらいコテンパンにやられてまいりました。もう誇張でもなんでもなく5秒に一回くらい投げられてました。なにやっても投げられて半泣き状態(いや本泣きしてました)一度奇跡的に小内巻き込みが決まってからは相手の軍人くん、ますます容赦なくなって「オ~ラ、オラオラ立てよコㇽラァ~」状態だったと思います。中途半端な巴投げをしてしまったが最後、軍人くんも仕返しとばかりに巴投げで応酬です。もちろんきれいに飛ばされてチーンなんですが、巴投げは背中から落ちたら一本なので次きたら空中で反転して絶対に腹から着地してやると決心し機会をうかがってみました。(いやいや飛ばされること前提かい!というのはナシでお願いします。)もう何やってもダメだったのでこんなことしか思いつかなかった…で、一度だけ腹から着地ニャンコ先生ディフェンス成功しました!ほんとそれだけでした満足したのは。

でも、実は相当落ち込んで52歳のおばちゃん号泣いたしました。ずっとチーム競技しかしたことがなく負ければ人のせいにできたし傷のなめあいでやり過ごしてきた身としてはこのすべての責任が自分にある個人競技での負けを自分の中でどう処理していいのか混乱して取り乱してしまいました。神取忍さんがいいこと言ってました、負けを認めて弱さを認めないと次には’進めない…正にです。ニャンコ先生以外に何ができて何ができなかったかもう一度考えてみます。

最後にまた悲報です。久しぶりにスリランカ柔道協会の本道場へ行ったわけですが、以前はアルミの窓枠がごっそり盗まれていましたが、今回はさらにひどく鉄製の階段の手すりが機械で切断され持っていかれ、一階のガラスは粉々でした。屋根も風で飛んだのかなと思いましたが切断されて持っていかれてました。何やってんねんスリ柔協!乗り込んでいきたい気持ちでしたがいろいろ内部のポリティクスもあるようで今の先生の迷惑になってはと思いぐっと押さえました。日本の援助も入っていてオープニングセレモニーには当時の日本大使や加納治五郎先生のお孫さんで講道館館長だった加納行光先生もいらっしゃっていたのに。なんてことを!f:id:kaoriyaz:20220221010134j:image