おばちゃん柔道始めました@スリランカ

48才のおばちゃんが黒帯目指して四苦八苦する様子を恥ずかしながらしたためています。かなりヘタレなおばちゃんですが励ましていただけたらより頑張れる気がいたします。

回しきる!刈りきる!密着!

2020年オリンピックイヤーになりましたね。今年は私にとっても初段への道の正念場、けがに気をつけながら(アリにも!)しっかりやっていきたいと思います。

昨年末からなるべく練習を詰めて詰めていくようになってから日々の課題を次の日に改善実行できていい感じです。前回のアリ騒動でだいぶと迷惑をかけたチームメイトたちですが、このおばちゃんはほっとけないという老人介護的な感覚が芽生えたようで今まで以上にとても親切にアドバイスなどをしてくれ居心地もよくなってきました。

練習は試合前の追い込みにはいっているのでしんどいこと満載でした。打ち込みもスピード重視で毎回脈をはかり合計脈拍数から年齢を引いた値が90以下ならまだまだできると判断されとっちめられます。私は若いころから激しい運動をしても脈が上がりにくい上、それから年齢を引いちゃったら…90以上になるわけがありません。汗ダラダラでフラフラなので手を抜いてません!としっかりアピールできたのでお仕置きは免れました。その後3人一組で2分、1分半、1分の打ち込みサーキットトレーニング。一番バッターのサンカ君が2本目終わりでフラフラし始め道場の隅で吐いているのを見て、おばちゃん顔面蒼白になりました。マジで?マジで?次わたし行くの?と皆に聞いてまわるも間髪入れず答えはYES…。始まる前からちびりそうになってたけれど最後は泳ぐようにフィニッシュ。かなり不細工でしたがやり終えました。

最後に乱取りです、当面の大きなテーマはタイトルにもあるように「回しきる!」「刈りきる!」そして「密着!」です。技をかけてもなかなか決まり切らない原因のひとつが上半身のひねりが足りない(もしくは皆無)ということに気づきました。足さばきばかりに気がいって上半身のひねりがおろそかになっているので技が決まらないのでは?という分析です。大外や大内などの刈り技ももっと勢いよくシュパーッと相手の足を刈りきらなければ決まるものも決まらないと考えました。あと、相手と密着すると反対に投げられるのではないかなどと考えていましたが、相手と密着して空間をなくして自由を奪ったうえでないと技って決まらないんだなということが先生によるデモンストレーションで納得したのでした。できていないことはまだまだたくさんあるけれどどの技にも共通するこの3点を当面の課題として取り組みたいと思います。

そして今日のイタタタタですが、平川くんとの乱取り中に彼の頭蓋骨が私の耳寄りの頬骨にカーン!とあたり頭から星が飛び散り口の中は切れ血液の味がしました。家に帰るとビンタを張られたように腫れあがり翌日内出血…青い。口を開けてモグモグが痛い、でも食べた。一番痛いのは不意に出る大あくび、まあいつか治るでしょ。

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また棚ぼたです😅西部州代表で全国大会に行った者に柔道着購入代として7,500ルピーが支給されました。申し訳ない……