凹んだ…大陥没だあ。
今日は上官が午後から見学に来るということでお弟子さんたちは練習がなく、その代わりにお掃除で大忙しでした。
ということで、今日も1人で先生相手に練習かと思いきや、体格の小さめのお弟子さんを先生が練習相手にと連れてきてくれました。大腰を初めて教えてもらい打ち込み…覚えが悪いのかでかなりのダメ出しをいただきましたが、なんとなく崩しと中に入り込むタイミングがわかったような気がしてきました。それにしても受け身が下手すぎるわ。投げる方も投げた後しっかり腕を掴んで相手が怪我をしないようにしなければならないんですね、勉強になりました。
そして事件はこの後に起こったのです。
寝技の逃げ方の復習をした時に全然思い出せなくて「毎回おんなじことの繰り返しで教えんのほんま嫌なるわ!」(またもや大阪弁訳ですみません)と言われ、先生が道場から去ってしまいました。豆鉄砲を食らった老鳩のように“ポカーン”。この年になると誰かに本気で怒られるなんてことはないですよね。凹みました…大陥没です。練習に付き合わされてるお弟子さんはとんだとばっちりで本当に申し訳なかったです。道場に残された私とお弟子さん、ただただ摺り足で道場をさまようのでした…
道場を摺り足で何周したでしょうか…先生が戻って来てくれました。国の代表にもなり、その後職業として柔道をやっている人たちを教えている先生です。真剣さが足りない者への怒りだったのでしょう。おばちゃんだから体が思うように云々…体格が違いすぎるから云々…甘かった。強くなるのだ!黒帯とるのだ!そのためにはなんでもやるのだ!次回から生まれ変わって練習に取り組みます。
と、情けない1日でしたが最後にちょっと嬉しいこと書かせてください。袈裟固めの時、1度だけ押さえ込み一本取りました!耐えて耐えて耐え抜きました。その後はパターンを読まれて逃げられましたがね。
練習後古傷を再び痛めたために皆さん御用達のアーユルベーダの医者(伝承医学、漢方のようなものです)に連れていってもらいました。正直あまり効くとは思ってないのですが、早く治るとあまりにも言うので…治療室は油のなんとも言えない臭いが…レントゲンもなにも見ず、ただ問診だけで処置が始まりました。ブリキ缶のようなものからタールのようなペーストを患部に塗りたくりました。聞くと18種類の生薬で作った薬だそうです。いや〜な油の臭いもします。これを塗って2日包帯で留めておくのだそうです。2日後には全快さ!ということでした。半信半疑です。