おばちゃん柔道始めました@スリランカ

48才のおばちゃんが黒帯目指して四苦八苦する様子を恥ずかしながらしたためています。かなりヘタレなおばちゃんですが励ましていただけたらより頑張れる気がいたします。

耳のはなし

ギョウザ耳…こんなに早くなるとは思ってもいませんでした。死ぬほど練習したトップ選手がなるものだと思っていたのでビックリです。寝技は好きで積極的に取り組んでいたとはいえこんなヘッポコがなるとは…でも調べているうちに強烈な圧迫や摩擦で一発アウト!の場合もあるそうです。(これやな🤔)

打撲や摩擦を耳に受けやすい競技の選手がなりやすい俗称ギョウザ耳、英語ではカリフラワー耳と言うそうです。ギョウザもカリフラワーも大好きなのにいやだなあ〜こんな名前ついてて…医学的には耳介血腫と言って、耳の軟骨とそれを覆っている軟骨膜との間が剥がれそこに血液が溜まる症状なのだそうです。

耳が痛いなあ〜と思って見てみると平らなはずのところがプクウ〜と盛り上がっている、触ると痛い。諸説あるようですが概ね溜まった血を固まる前に抜かないとコブのようになりギョウザになるようです。トップ選手に多いのは毎回毎回血を抜く治療が大変で放ったらかしになるからのようです。確かに私も初めの治療では耳に注射器を刺して溜まった血を抜きました。これが軟骨に刺すので痛いのなんのって…そして3日後にはまた血がたまってました。また注射器刺して抜くの嫌だよ〜ずっと続くのかあな?ギョウザを取るか柔道やめるかの選択を迫られているようで耳を見ながら不覚にも涙が出てきました。

周りの反応はと言うと…前のおおらかS先生は「いっちょまえになった証拠や、よう練習しとるねんな」とお祝いモード㊗️ 今のB先生は自分との寝技練習が原因でもあるのでちょっと申し訳なさそうに「年も取ってるし結婚もしてるんやし見た目で人生変わる事ももうないから大丈夫大丈夫」←これ励まされてるのかディスられてるのか理解不能。で旦那は「good job👍🏽」やって…ちなみに絶対やめろと言われるので姑には言っていません、最近会いに来ないなと思ってるはず😓

で、治療の続きの話ですが…また血がたまってきてるんですけど…と言うと、注射では限界があります手術をしたら再発もないし綺麗になるわよ💕とこれまた綺麗な女医さんが言うのであれよあれよという感じで手術をすることになりました。おだてられて高価な化粧品を買ってしまった感じです😅

さて手術の話です。同意書を書いて別医師による手術前の診察を受け着替え…背中が空いた本格的な手術用の緑の割烹着のようなものでした。中は素っ裸、万が一の時に背中から麻酔を打てるようにですって(ちょっとビビり入る) その後無菌を完璧に追求した手術セクションに入った。靴を履き替え髪の毛を覆い…手術台へ。しばらくするとすっごい香水の匂いをさせて厚化粧のさっきの女医が登場!無菌か?そして耳だけの局部麻酔をして手術開始、手術室のドア開けっぱなしやで〜無菌か?手術は患部を切開して血をかき出してまた血がたまらないように圧迫するために糸で耳を縫ってギュッととめておくようです。(糸で縛ったハムの感じ、でもこっちは針が通って縫ってます)麻酔で痛さは感じないのですが聴覚ははっきりあるので針が糸を伴って耳の中を通っていく際の擦れる音が聞こえるのです😱全身鳥肌でした。1週間後に抜糸です、この包帯を取ったらキノコが生えてそうで怖いです。腫れさえ引いていればよしとしてあまり期待せずに待ちたいと思います。だってもう見た目で人生どうこうなる年でもないしね😤

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手術室に入る前です。