おばちゃん柔道始めました@スリランカ

48才のおばちゃんが黒帯目指して四苦八苦する様子を恥ずかしながらしたためています。かなりヘタレなおばちゃんですが励ましていただけたらより頑張れる気がいたします。

柔道クラブの来賓に迎えられる

4月13、14日はこちらの新年でした。この新年の休暇に先生が田舎で教えている柔道クラブの練習始めの催しに来賓として呼ばれてしまいました😓 先生は平日は陸軍で柔道を教え週末は田舎に帰って村の子供たちに柔道を教えています。村では柔道の国日本から見学に来てくれると言うだけでもう何日も前から子供達が準備してくれていたそうです。父兄たちも新年の縁起物をテーブルいっぱいに並べて歓待してくれいたく感激しました。

その先生の田舎がコロンボから6時間の野生象に注意のサインがそこここにあるジャングルの奥地…道場は学校の教室に硬めのマットをひいているだけ、道着も半数の子は持っていませんでした。多くの家庭はコメ作農家で収入が安定していないため試合の旅費が工面できずに諦めざるを得ない時もあるようです。試合も道着を皆で着まわしてなんとか参加しているんだとか…また日本へ行って道着を仕入れて来なければと気合いが入りました。

いろいろプレッシャーをかけると私が来ないと思ってかあまりその催しの詳細を語ってくれずとりあえず来いとだけ言われ行ったわけですが、最後に主賓のスピーチをやれときた!でけへ〜んと最初は拒否したが、ここでビビってはオバハンがすたると思いフンドシをキュッと締め直して気がついたら6分45秒喋り倒していました。(←さすがオバハン) 半分素人なので大したことは言えませんでしたが、内容は柔道をできる環境を作ってくれている周りの人に感謝すること、練習相手や対戦相手を常に敬うこと、そして何事も諦めないことの3点です。その後私を囲んでの記念撮影大会になり、ショッピングモールにいるサンタクロース状態でした。日本人ってだけなのに…頑張らなくっちゃとまたフンドシを締め直したのでした…

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