おばちゃん柔道始めました@スリランカ

48才のおばちゃんが黒帯目指して四苦八苦する様子を恥ずかしながらしたためています。かなりヘタレなおばちゃんですが励ましていただけたらより頑張れる気がいたします。

予期せぬ敵あらわる

おばちゃん柔道と銘打っておきながら、自分がおばちゃんであるということをすっかり忘れて練習に励んでおりました。しかしながら自分の年齢を否が応でも認識させる体の異変が出てまいりました……泣く子も黙る?更年期!

軽いめまいが何の前触れもなく時折あらわれます。以前患っためまい症かと思い医者に行くもそうではないという診断。更年期の体の異変かもしれないと医者も言っていました。確かに年齢的にも更年期であることは十分に考えられます。更年期は気合で乗り切る覚悟はできているので「かかって来い!」なのですが、(←かなりバカ?)問題は柔道の先生に気づかれずにどう乗り切るかです。

こちらの男性は女性特有の体の症状についてある種アンタッチャブル的な扱いをします。よって説明してもピンとこないでしょうし、ちょっとバツの悪い思いをさせてしまうかもしれません。その上、先生はとても心配症で以前めまい症を練習中に発症したときは心配して日に5,6回電話をかけてきてくれました。そのような心配はさせたくないので練習中にめまいがでないよう祈りながら練習に臨みました。

さて練習では乱取りもどきをしました。まだ乱取りと呼べるようなものではないのであえて”もどき”と書いています。はやく”もどき”を取りたいものです。はい、その乱取りもどきでは、前回に比べて手数は出るようになりましたが(自己評価)先生が微動だにしないのでまるで打ち込みのようです。そして投げられる投げられるの連続でおそらく100回くらい投げられたと思います。受け身の下手さ加減も露呈してトホホな惨状でした。

先生曰く、投げられることの恐怖心を払しょくしないと、いざ自分が攻めるときに返されたらどうしようという気持ちが出てきて、思いっきり技に入れないということです。先生も若いころ日本人の指導者に一日300回くらいひたすら投げられたそうです。この日は私も投げられては起き上がり、また投げられては向かっていく、最後はもう何が何だかわからないにもかかわらず、反射的にしかも半笑いで起き上がっては向かって行ったのでした(完マゾですな)

めまいですが幸い終わりかけのストレッチ時にわからない程度に発症し今日は気づかれないですみました。ふう〜