おばちゃん柔道始めました@スリランカ

48才のおばちゃんが黒帯目指して四苦八苦する様子を恥ずかしながらしたためています。かなりヘタレなおばちゃんですが励ましていただけたらより頑張れる気がいたします。

ついに柔道デビュー

今日から本当に練習が始まる!

前の晩は遠足に行く前の子供のようにウキウキしながら用意をしました。柔道着は十数年前一度柔道を習おうとしていた時に日本の親友(元柔道部)が送ってくれたものです。部屋の整理などでその新しい柔道着を見るたびに申し訳ない気持ちでいっぱいになっていたけれど、ようやく日の目をみました。前の晩に帯の締め方と受け身の仕方をユーチューブで座学しましたが、結局、柔道着は先生に一から着せてもらうことになってしまいました。

私を指導して下さるS先生は軍所属でいかつい経歴を持っていますが、以前から知っているかのような親しみやすさと初心者のおばちゃんを最大限にいたわるやさしさ、そして日本(日本人)に対する尊敬の念をもってこのド素人に接してくれます。それはそれでかなり申し訳ない気持ちになります。

練習はマンツーマン指導です。おばちゃんで初心者ということで適したクラスが見つからなかったようで、みっちり基礎はS先生がマンツーマンで指導して下さることになりました。

まずは礼の仕方からはじまり受け身の練習です。作法は日本語で掛け声がかかるので緊張マックスのおばちゃんには助かりました。嘉納治五郎先生がじっとこちらを見てらっしゃるこのスリランカでも。そして基本中の基本、”受け身” まずは後ろ受け身から。頭を打つことを避けるため必ず頭は帯の結び目を見て畳から上げておく。あ~それにしても先生の見本の受け身はいい音がするなあ。畳を叩く”ペシッ”といういい音が…“頭を畳から離す、帯の結び目を見る” 呪文のように頭で唱えながらひたすら反復。そうして首ばかりを意識しすぎたからか受け身練習後半は首の筋肉が言うことを聞かなくなり畳から上げて首をキープできない、もうぶらんぶらんな状態になってしまいました。見かねたS先生がマッサージを施してくれるという大失態。みなはじめはそうだと先生は言ってくれたけど情けないったらありゃしない。よし家に帰ったらさっそく首筋強化しよう。これから大丈夫かなという不安だけが残った練習初日でした。

f:id:kaoriyaz:20180502153337j:image

 

obachanjudo.hatenablog.com